2022年2月25日金曜日

県下一周駅伝

 コロナで練習もできなくなり、体力が余ってしかたがないと思います。

そんな時は自主トレです。ランニング、筋トレ、体幹トレ、ストレッチ等できる限り体を動かしましょう。

コロナ渦の中で開催された県下一周駅伝に次男が参加しました。

島から強豪校へ進学し、毎朝5時過ぎに起きてランニング、夕方も練習で1日10km以上走る毎日。

重ねた努力で地区代表に選出され、初挑戦となりました。

3日目と最終日にエントリーし、チームの設定時間を上回る好タイムで走ることができました。

中学校はサッカー部で、本格的に始めたのが今年度になってから、それでも努力は裏切らない。

みんな部活はないけど努力していきましょう!

2022年2月18日金曜日

すごいね

 北京五輪で日本人の活躍が放送される中で、羽生結弦の挑戦する姿と人間性の素晴らしさに感動しました。前人未到の4回転アクセルにけがをおして挑戦する気持ちの強さにすごいとしか言いようがない。ショートで不運の回転不足。ほぼほぼメダル圏内は無理の状態からの4位。めっちゃ強い。

 そして強さが結果に表れたのが、平野歩夢選手。これまた人類がなしえる最高難度を2,3回目完璧に決めてのゴールドメダル。人類最高難度を飛んだのに何で1位じゃないのと皆さん思ったと思います。おそらく本人もなんで??だったと思いますが、その中で3回目をしっかとんで大逆転劇でした。普通だったらこれでダメなの?と不安になりミスにつながるような中3回目は、審判をねじ伏せるジャンプの数々で圧巻でしたね。

 続いて、女子パシュートは連覇が期待される最強チーム。決勝でもリードをしたまま最終コーナーへ。しかし、バランスを崩し、結果シルバーメダルに。オリンピックの決勝戦、連覇のかかる中相当な重圧があり、疲労も蓄積、我々が想像もできない0.のギリギリの戦いの中で起きた悲劇。誰もがまさかと思った結果でしたが、積極的に攻めにいった結果。だれも批判なんてできない。あの3人しかあの場所に立つことできない。本当に3人の素晴らしい結束力が生み出したシルバーメダルだと思います。


 さらにさらに、パシュートの悔し涙から歓喜の笑顔を見せたのが妹の美帆選手。1000mで手にしたのは今大会で4個目の最も輝くゴールドメダル&オリンピックレコード。「やっとみんなにありがとうをいえる」の言葉に震えました。ゴールドをとる前から4種目に出場。1つメダルは逃したもののそれ以外はすべてメダリストとなってみんなに感動を与えてくれてたのに、やっぱりアスリートはてっぺんをとってこそなんですよね。本当にパシュートの無念を最高の結果で晴らしてくれました。


 そして、面白いのがカーリング。ゲームも見てて楽しいですよね。準々決勝敗退かと会見で涙中に準決勝が決まったのはめっちゃうれしかったのと面白かったです。


いろいろなスポーツで感動を与えてくださるプロの皆さんに本当に感謝して、我々も一歩でも近づけるような選手になっていきましょう。

2022年2月7日月曜日

島内一周駅伝を終えて

 さて、昨日、沖永良部島内一周駅伝大会が行われ、初?参加となりました。

一番早い子のケガ、2番目に早い子の体調不良もあり、万全の体制ではなかったのですが、無事全員が走り切りました。

講評になるかわかりませんが、以下駅伝について振り返ってみたいと思います。

スタートを切ったのはキャプテンでエース、本来ここを走る予定ではなかったのですが、エントリー。自分の評価では15位から20位ではないか?と思っていました。しかし予想を覆し、上り坂に入ってもタンタンと上っていく、ラスト1kmに疲労を感じましたがなんとか意地を見せ、各チームエース級が集まる1区を無事走り切り区間13位でタスキをつないだ。


2区は、人数が足りないため、急遽お願いした前のチームのエース。高校受験も終わり、来年度からは鹿児島で空手道で頑張るとのこと。しばらく運動らしい運動もしていないためか、体はだいぶ大きくなっていた。しかし、バレーでも見せた屈しない心はさすが、彼にはバレーでも何度も助けられたが、ここでも力を発揮、後輩たちのために2つ順位を上げ、しっかりとたすきをつないだ。心から感謝を申し上げたい。


3区は、体調不良で3日寝込んだ我が子、入りの1kmはいい入り方。どちらかというとほかのチームに引っ張られてた感があり、予感が的中。1km以降の山登りに力が入らない。普段の走りとは程遠い走りの中、歩くかとまで思ったが、最後まで何とか走り切ることができた。しかし、中継地点には自分のチームの姿はなく、繰り上げ。たすきはここで途切れた。順位も3つ落とす。


4区は、1年生ルーキー。体が軽いため1kmの上り坂もものともしないだろうと思っていたが、予想が的中した。繰り上げだったため追いついた時にはもう登り切っていたが、ペースが落ちている感じがない。下り坂を終わっても、ゴールまでの平坦な道をしっかりと走っていく。自分の予想を超える走りで順位を2つあげた。しかし、また繰り上げがあり、このたすきもつながることはなかった。


5区は、同じく1年生の裏エース。ここで新旧和中男子バレーエース対決が実現する。相手は役場チーム。お互い、抜きつ抜かれつの好レース。若さで最後は勝つだろうと思っていたが、さすがは、名門和中男子バレーのOB。俺の背中を見とけと言わんばかりの意地を見せ、最後は3秒差で離された。順位は1つ上げれたものの裏エースもこの悔しさは忘れられないと思う。


6区へたすきは繋がり、同じく1年生。コース的にはそうアップダウンがあるコースではないが4.5km。しかし、自分の想像を超えた走りで、淡々と前半を走り終える。半分を超えても一定のペースを保ったまま後半戦に突入。後半若干の登りが続き、疲れも見え始めたが、何とか登りきり、順位は1つ落としたもののラストスパートまでしっかりと走り切り、次へたすきをつなげた。


7区は2年生の努力の男。バレーでも一生懸命取り組み、中学デビューからレギュラーを獲得した。彼の性格から安定した走りを期待していたが、それ以上の走りをしてきた。体幹が全くぶれずに、走り続ける。まるで長距離の選手のようだった。練習でも、彼は厳しい体幹トレーニングを1人だけできるほど体幹は強いが、順位を2つ伸ばし、終始落ちることのないペースでの走りは圧巻の走りだった。ここで10位まで上がり、本人はなんと区間5位の走りでゴールした。しかし、ここでも、繰り上げスタートのためたすきをつなげることができなかった。


8区は慌てて追いつくもののほぼ半分まできていた。最長5.7kmのロングコースである。チームで最長の股下を持つ、2年生のMBをこのコースに充てた。ここでも采配が的中。去年はまだまだな走りで最短の3.5kmのコースを何とか走ったが、成長がみられる安定した走りを見せる。ここでさらに順位を2つ伸ばし、奇跡の8位入賞圏内に入った。最後の登り坂を上ってラストスパートも力強い。本当にいい走りだったが、ここも繰り上げでタスキは繋げなかった。


アンカーの9区、2年セッターを起用。本人は長距離を苦手とするタイプ。本来なら3.5kmの予定だったが、いろいろなチーム事情で3番目に長い5.2kmコース。言い方が悪いかもしれないが、区間ビリあたりを予想していたが、コツコツと刻みながら走る。中盤で若干の上り坂があり、少しペースダウンしてきたが大家族の応援と少しずつ前にいた目標が近づいてきたおかげもありペースは思ったほど落ちない。そのあと目の前の目標をロックオンし、徐々にペースも上がってきた。残り500mついに追いつき話すも、相手も負けずに競ってくる。最後100m勝負になったがあと少しの所で負けてしまった。

チーム成績は、9位 17~20位を予想していたが、試走タイムをそれぞれ1分~3分縮める走りをみせ、なんと総合タイムで20分も縮めることが出来た。


以上が、監察としての講評です。私なりの講評なので子供たちの感じ方とは異なると思います。

さて、なんで走ることもないバレー部で今回この大会に臨んだかというと、昨日大会終了後に子ども達にも伝えましたが、苦しいときに頑張れる人間になって欲しかったからです。

自分が練習を教えに行けない期間も長く、ほぼ自分たちだけでの練習をする中で、やはり自分がいるときといない時では、子どもの活気が違うと常々聞いています。

その中で、目標を県制覇を掲げる以上は、自分のために頑張ることはもちろん自分だけのために頑張るのではなく、自分がきつくてもチームのために頑張れる人間になって欲しかったからです。

長距離は、本当にきついです。

残り1km、ラストスパート、上り坂などは本当にきつくてペースを緩めたり、歩きたくなったり、逃げたしたくなる気持ちが出てきます。

そんな中今回、全員にかけた言葉があります。

「俺たちは県大会でトップを目標に努力している。このぐらいの苦しさから逃げれば絶対に県大会で勝てない。自分だけ苦しいんじゃない。みんな苦しくても走りぬいてつないだたすきだから次のランナー(ゴール)に1秒でも早く届けれるようお前もベストを尽くして頑張れ」と

これは、バレーだけではつかめない感覚だと思います。バレーでは滅多に息があがるほどの動きや辛さはありませんが、チームとして苦しいときに自分がどうチームのために活動できるかをわかってほしかったです。

沿道で応援する家族、祖父母、そして仲間たち一丸となって素晴らしい成績でゴールできた子供たちに私も感動しこの子供たちはまだまだ成長できると確信しました。

選手をはじめ応援をしてくださった皆さんに本当に感謝です。

子ども達もこの苦しさを乗り越えたことはおそらく自信につながり、さらに悔しい思いをした子はさらなる努力につなげてくれることだと思います。

次は、県新人戦。さらに一丸となって大会に臨んでいきましょう。

へんてこな長文にお付き合いいただきありがとうございました。