2012年1月10日火曜日

そして3度目にして最大の…

2セット目を無事取り、3セット目へ

始まってから流れが良くない
うちのいつものバレーならサーブ1、2番である程度点数とれてレシーブがつながりエースで勝負なんですが悪い訳じゃないけど良くも無い

嫌な雰囲気が続き序盤から中盤にかけて追いつけない
本当に内容は決して悪かったわけじゃない…
わずかなずれが修正不可能で,なかなかうちのチームに運が回ってこない

そして中盤
気がつけばあっという間に相手は連続ポイント
その差は5点だったと思う(多分)
19対14(多分)の大大大ピ~~~ンチ

いつもあと1点で負けるぞってところまで子どもたちを信じて応援し続ける鬼コーチもさすがに今回だけは負けたと思いました。
いや会場にいた全員がそう思ったはず

動きは悪くないものの流れ?勢い?において3セット目は完全に相手チームが1枚上手
タイムも使いきり,もう流れを変えるすべがベンチにはなかった
しかーし,やっぱり何かを持っている子どもたち
まさかまさかのここで今大会3度目の大大大ボンバー

サーブが決まる,レシーブは拾う,スパイクもボコボコ決める。
5点差がみるみる内に詰まってなんとなんと同点じゃありませんか

こんなのを「奇跡」っていうのだろうな!!
鳥肌が立ちました
涙が出そうになりました
もちろん実力あっての奇跡だと思いますが・・・

というかもったいぶらずに最初からボンバー出せよ!!
どんだけ胃の痛い思いをしてるか・・・どんだけ喉が痛かったか・・・

そんな中,デゥースに持ち込み,ラリーの応酬
しかし,サーブミス等もあり,相手が優勢の状況が続く
鬼コーチはそんな中「でもそんなの関係ねぇ オッパピー」でした(古)

これだけの点差をひっくり返した我が国頭チームが絶対に負けるはずはないと勝手に自負していましたが結果大大大逆転勝利をおさめました。

いやー感動した!!

そして決勝へ
あまり決勝は書くことないです。
負けた原因は「体力負け」
朝から全セット真っ向勝負で戦って子どもたちの体力も限界,精神力も限界でした。

しかし,この決勝は,うちのエースのためにあったようなもの
体力は限界で,スパイクも入らず,相手のエースにはぼこぼこ決められそれでも私はエース1本で試合をさせました。それだけ,エースには頑張ってほしかった
チームがどうしようもない時に何とかするのがエース!!
でも,その力は現在はない!!
この悔しさをばねにチームの絶対的エースになってあと2回の大会で爆発してほしいし,エースとして精神面でも強くなってチームを引っ張ってほしいという気持ちでずっと打たせました。

頑張れ5年生エース!!
お前につなぐためにみんな必死になって練習してるんだぞ!!

そして,センターエースもライトエースも負けないように頑張れ!!

俺が目指すバレーは「超攻撃型バレー」です。
レシーブから攻めたレシーブでセッターと3枚攻撃がかみ合った時,その夢が実現するんだけどな~

3 件のコメント:

buchou さんのコメント...

「国頭ボンバー」…いつ生まれたのだろうか?国頭・西原がかつて貧しかった時代に培われた「よそのシマ(字)には絶対に負けない」という先祖達の強い思いが子供たちの潜在能力として引き継がれているのだろうか?
体力・精神力すべてが限界を越えようとする時、子供たちの中にある研ぎ澄まされた何かが爆発するんだろうね。but 長くは続かない。…そう、悟空がスーパーサイヤ人になった時のように!時の空間に入るべく、毎週火曜日、サッカー部と一緒に坂道ダッシュしますか?

鬼コーチ さんのコメント...

buchouさんへ
そうです。
まるでスパーサイヤ人からスパーサイヤ人4ぐらいの勢いでパワーアップするんです。
たぶん,子どもたちの親を見ているとわかるんですけど親の遺伝子を子どもたちは受け継いでるんだと思います。
日頃から出してほしいのですが・・・

Nakao さんのコメント...

うぅ~っ(T_T)
読みながらウルウルしてしまいました。
みんなの顔が思い浮かんで・・・。
思い浮かべるときはいつも,まだみんな幼い顔のままだけど,プレッシャーにつぶされそうになりながら,歯を食いしばってがんばったんだろうなっていうのが伝わってきました。その場に居たかったなあ・・・。
いや~激戦続きだったのですね。
みんなよくがんばったな!!お疲れさま。
確実に成長している子どもたち。これからが楽しみです。