2013年3月23日土曜日

和泊の子に教え子が・・・

わたしの役目

「●●●はピンチサーバーだからしっかり入れろ」
練習中、毎日聞くコーチの言葉。けれど、なかなか思うようにサーブが入らなくて、何度も怒られました。
わたしは、「なんでこんなに怒られなきゃいけないんだろ」と思ったけど、言うのをやめました。
7月28日、今日は和泊町の代表として郡大会に出場する日。選手として選ばれた4年生は、私をふくめて2人。
郡大会に出るのは、今日が初めてです、。大会のことはよくわからないけれど、会場に入ると、とてもドキドキしました。
「●●●の役目は、ピンチサーバー」練習の時からずっと言われてきた言葉。
今日は、自分の役目をちゃんと果たそうと決めています。
いよいよ試合が始まりました。いつ呼ばれるかドキドキしていると、1試合目からコーチに呼ばれ、心臓のドキドキが止まりません。コートに入るとみんなが、
「●●、頑張ろうね」と声をかけてくれました。
「わたしもみんなのためにやるぞ」と思い、1本目のサーブ。
「やったぁ、入った」と思っていると、みんなが集まってきて
「やったぁ、●●。もう一本」と言われ、2本目のサーブ。サーブは入ったけど試合はストレート負け。
試合は、あと1試合しかのこっていません。
2試合目は、わたしたちがいつも負けていた面縄小学校です。
試合前に、みんなで円じんを組みました。
わたしにとっては、はじめての郡大会だけど、6年生のおねえちゃんにとっては、最後の郡大会。
たくさんのおうえんを背中に、おねえちゃんが、「心をひとつに最後まで」と声をだしました。
試合が始まり、急にコーチに呼ばれました。大事な郡大会、最後の試合。今まで感じたことのないきんちょう。ボールを両手で持ち、たくさん練習してきたことやコーチの言葉を思い出しました。
「絶対入れるぞ」と思って打ったサーブ。
自分のサーブで1点取ることができました。そのしゅん間、すごくうれしかったし、ほっとしました。
苦しいしあいだったけど、みんなで力を合わせてつかんだ勝利。自分の役目を果たせた気がしました。
3試合目は、終了の笛がなると、、6年生のおねちゃんたちの目は悔し涙でいっぱいでした。結果はストレート負け。悔しかったけれど、なぜかわたしだけうれいしい気持ちにもなりました。
それは、たぶん信じて試合に出してくれたかんとくや応援してくれたお母さん達の気持ちにこたえることができたからです。
試合後、コーチに、「さすが、スパーサーバー」と言われ頑張ってきて良かったなと思いました。


この文を初めて見たとき、熱いものがこみ上げてきました。
これからも子どもたちを信じて、練習はつらくとも試合で喜べるようなチームづくりを頑張りたいと思います。
選ばれた者しか立つことのできない郡大会で4年生でコートに立ち、サーブで点数を取った人間なんて今までほとんどいないと思うよ。
その貴重な体験を今年、そして来年の郡大会に活かせるように「なんでこんなに怒られなきゃいけないんだろう」と思っても最高の結果のために今怒られていると信じてもっともっと練習を頑張ろうと思いなさい。
コーチも一生懸命努力します。

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